日記

6月26日(土)は“core of bells+杉本拓”として埼玉スタジアムで開催された『くるくる回る』(だったっけ?)というイベントに参加した。山形君は凍らせたキンミヤ焼酎3本と一升瓶の梅シロップをリュックに仕込んで登場。一体、この人は何をしに来てるんでしょうか?ライブをやる前からもうパフォーマンスが始まってるよ。この準備のために半日を要したらしい。さすがプロ(何のプロだ?)!ライブはまあうまくいったんではないでしょうか(何をもってうまくいったと言えるのかはよく分からないところがあるにせよ)。このネタ(もやは音楽とは言えない)はより細部をつめてもう一回やりたいなぁ。録音作品にもしたいのだが、どうやって音だけでこのバカバカしさを表現できるのか。ずっと考えているが、どうも決定打が出ない。ライブ終了後は、スタジアムで飲み、移動の電車で飲み、赤羽で飲み(二軒)、翌日はプチ危篤状態だった。

インタヴューの答えを書いた。締め切りがとっくに過ぎていて、いいかげんにしてくれみたいなメールが来たので。フランス人が英語で質問を書いて、日本人が英語で答えて、それが(多分)フランス語になる。何かおかしなことが起こりそうだ。それにしても、最近は英語の文章ほとんど書いてないので難儀したなぁ〜。英語でメールをやり取りする機会すら減っている(これは私の音楽商売が斜陽であるせいだが)。もし懐に余裕があれば、翻訳者を雇いたいくらいだ。もちろん、何の後ろ盾もない私みたいなアパッチ系音楽家にそんな事が許されるはずもない。7〜8割は書いていたのだが(だから安心してさぼっていたのだが)、それでも仕上に丸一日を要した。執筆時間の合計は30時間くらいか。日本語だったら、その半分か三分の一の時間で済んだであろう。その上言いたいことが書きやすい。英語だと、ギャグというかユーモアを盛り込みにくい。ただ質問に答えてる、というのは避けたいんだよね〜。もっとも、私の書いたことを巧く英語に翻訳してもらっても、フランス人にそれが--英語なのでなおさら--分かるのか、と言う疑問もあるが。しかもこの仕事、まぁ当たり前なんだろうが、無給です。ホノラリーですよ。雑誌に載るのか、ウェブなのかは知らんが、これでCDの売り上げが伸びるのを期待するしかない。そりゃ無理か?だったら、こいつの言っていることは狂っているぞ、くらいのことを思わせる文章を書かなければいけないような気がしてきた。やっぱり、少し書き直そう。

安い赤ワインを見つけた。普段飲んでいるのはボトルで500円だが、それよりも120円安い。しかも(それより)旨い。見た目も洒落ていて、1000円くらいには見えるところも良い。