電車でGO!

江古田に行った。久しぶりに乗る西部池袋線。ふと、思ったんだけど、人は単調な音楽とか映画とか文学とかをあまり好まない傾向がある。単調な生活をなんとかしたいと思っている人もいるだろう。そして変化を求める。そういう話をよく聞く。ところが、電車に関しては、大抵の人が乗り換えがないか少ない乗換えで目的地に着くことを望む。自分もそうだし、あまりにも普通のことなので深く考えたことはなかったが、何故にこれだけは単調が良しとされているのだろうか?乗り換えなしで目的地に着けるなら、そりゃ、面倒くさくないし、肉体的にも精神的にも楽である。あとお金も安くすむ。しかし、あえてその習慣を打ち破り、わざと遠回りに、色んな電車を乗り継ぎ、やっとの思いで目的地に着く。そんなバカなことをする人はあまりいないだろうが、今度やってみようかな、と思った。そういうことを考えてたら楽しくなった。ちょうどその時に車内アナウンスが聞こえてきた。「次の〜」。えっ、「次は〜」でしょう、間違えたな、と思ってたら、しばらく間があって(言い直しをしないで)、「○○、急行の待ち合わせをします」。繋げると、「次の○○、急行の待ち合わせをします」、う〜ん、これならあまりおかしくない。待ち合わせがあって良かったね!それとも本当はいつもこう言うのだろうか。