ミュージシャン生活

楽家のような日々が続きました。
25日は”さりとて”。黒澤君の企画で駒込へ。駒込に用事があったのははじめてかもしれない。1920年代のある曲をやったのですが、それは、譜面だけをみて勝手にこういう曲だろうと思い、しかもそれを”さりとて”風にアレンジしたものでした。昨日、youtubeで音源を探して聴いてみたら、なんとボードヴィル風の軽快な感じ演奏が多い。もっとしっとりした曲だとおもったんだけどなぁ〜。演奏が軽快だと歌詞の意味も違って聞こえる。
26日は”室内楽”。面白かった。宇波曲、大蔵曲、私の曲、それぞれ向かっている先が違う。変な例えだけれど、ボブ・ディランジェームス・ブラウンスティービー・ワンダーの音楽の違い以上のものがあるんじゃないでしょうか?!ヴァイオリンのジョニーちゃんは、演奏も素晴らしかったが、パフォーマーもとしてもいい!ひょうきんな感じのひとでした。そのジョニーちゃんが録音した私の曲↓
http://soundcloud.com/johnnychchang/taku-sugimoto-violin-sax-and-two-guitars
次の日の独演会も行きたかったのですが、コアオブベルズとの練習で無理でした。その練習ではライブの内容が全然決まらず、飲みながら打合せしようと、となったのですが、これが結局ただの飲み会となってしまった。なんか楽しかったんだよね。で、「ゲス番長」の歌詞のとおり、本当に「最後の方は記憶ない」状態へ。翌日二日酔い。でも本番はなんとかなりました。良いライブだったんではないでしょうか。PAとかいろいろ手伝ってくれた宇波君、どうもありがとうございました。しかし、第一部、これは冗談抜きに笑いをこらえるのに必死でした。コアオブベルズのメンバーはこういうのになれているのでしょうが、私は初心者ですからね。
次は2月4日です。これはかなりラディカルなものになるでしょう(笑)。3曲やる予定でして、アメリカの作曲家のもの、イギリスの作曲家のもの、スイスの作曲家のものです。ほかにもやるかもしれません。

杉本拓と木下和重による“実験音楽”演奏会
2011年 2月4日(金)
19:30 開場 20:00開演
2000円 + ドリンク代
千駄ヶ谷 Loop-Line
http://loop-line.jp/