ハーモニクス講座 

 

ギターによるハーモニクスの講座を続けたいと思います。会場は初回(2回で終了)と同じく『アトリエ根岸』で、最寄り駅はJR鶯谷、あるいは東京メトロ三ノ輪駅になります。講座の時間は13時から16時前後、受講日は、3月であれば土日のどこかにおこなう予定です。受講料は2000円です

受講希望者は参加可能な日を――できれば複数日――書いて、私のメールアドレスまで連絡をください。2回で一組となっています。出来れば、1日の受講者は最小3名、最大5名でおこないたいのですが、そうでない場合でも検討はします。以下、具体的な講座の内容を書きますが、2回目の講座は、1回目の講座の内容を理解したことが前提となっているため、単独の(2回目だけの)受講はお勧めしません。1回目は実技以外にも整数比音程――広義の純正律――の理論の基礎を説明するので、ギター奏者はもちろん、ギターを弾かない音楽家や音楽愛好家の受講も歓迎いたします(1回目を受講して興味を持っていただいたのであれば、2回目も「是非」というところです)。

 

講座内容

 

1回目:

ピタゴラス音階(の長音階)-- 完全5度(3/2)のスパイラルと、線分と整数比による、2通りの説明 -- 整数比による音程(音高)の計算

倍音

ハーモニクスを用いたギターのレギュラーチューニング-- 完全4度(4/3)とピタゴラスの長3度(81/64)-- 倍音と協和度の関係

*5リミットの純正律(狭義のジャストイントネーション)をハーモニクスで弾く-- 倍音列との関係 -- ギターによる、半音以下のベンディング(チョーキング)で、 縦の純正ダイアド(2音音程)を作る―長3度、短3度、長6度等

*ハーモニック・ポイント(ハーモニクスを出す際に、弦上で指をかるく触れるポイント)――第10ハーモニクスまで

 

2回目:

*高次のハーモニクス――第10~第16までの出し方と「裏技」

*結合音:差音と加音、およびその計算法

素数7の導入による7リミット純正律長音階ハーモニクスで弾く

ハーモニクスの弓奏

*様々な人工ハーモニクス

*開放弦(とe-bow) -- ミュートの仕方等

*etc

 

といった流れになります。

会場の都合であまり大きな音は出せません。従って、使えるギターはフラットトップやアーチトップの生ギター(鉄弦のものが望ましいです)、あるいはフルアコ等のエレキギターを生音で弾いてもらうことになります。こちらでギターを用意しているので(Kayのアーチトップ、『アトリエ根岸』のタカハタさんが所有するHarmonyのフラットトップ、レフティーのギターがあります)、ギターを所有していない方はご利用ください。

受講希望者は私(杉本)のメール・アドレス<gesubancho@gmail.com>までメールをお願いします。

質問があればお気軽にお問い合わせください。

 

会場:

【アトリエ根岸】 

台東区根岸5-5-11

Tel 080-5880-6596(タカハタ)

講座当日は12時にJR鶯谷駅南口にお迎えに上がりますので、その時受講者の方も待ち合わせか、直接会場に来る方には、場所がわかりづらいので近隣(路地入口あたり)まで来たら、私(タカハタ)まで電話いただければ案内しますので電話番号080-5880-6596をお伝えください。

 

杉本拓