昨日まで全く無視してた。何をかって？書き込みです。『かくれた次元』には前の所有者による書き込みがあった。今日何気なくそれを読んでみたら、けっこう面白いなぁ！
＜期待してます＞
＜マタアすぐこの話になる＞
＜フーン、ひとつ勉強になった＞
＜ありゃ、夢がこわれた＞
＜その通りでした＞
などの数々のつっこみが。まさに本と対話してますな。
私はよく書き込みや線が引いてある本を買う。安いから。英語の本とかだと、教科書に使ってたのかどうか知らんが、単語の意味を引いてたりとか、勉強の痕跡があったりする。こういう古本を嫌う人もいるけど、私はけっこう楽しみますね。
ウィトゲンシュタインの"The Blue and Brown Books"ペーパーバック版は私の宝ですよ。これカット盤みたいに金色の星のスタンプが押してある。値札は１ドルで、しかもそれに×がついている。ぼろぼろで、まあ資産価値としては１００円以下でしょう（買った値段も２００円だったし）。しかし、これだって新品で買えば２０００円くらいするからねぇ。
古本屋のシールとか○○蔵書のスタンプも好きだ。
あと、色々はさまっていることもありますよね。新聞記事とか。昔、子供の頃、古本市で『のらくろ』が欲しくなって中をぺらぺらめくってたら１０００円札が挟まっていた。おかげでその本が買えました。あっ、これは私じゃなくて、いっしょにいた弟だったかな？
