ジョン・R・サール『ディスカバー・マインド』

修理に出していたストラト・モデルを取りに行った帰りにジュンク堂によった。ここの哲学書コーナーは充実している――といっても私が用があるのはその一角にすぎないが。たまには少し毛色の違う本でも読もうと思ってサールの『ディスカバー・マインド』の序文を立ち読みしていたら、これがなかなか面白い。値段もそれほど高くないし、たまには良いか、と思い買ってしまった。本のことを考えながらエスカレータを下り、表に出て駅に向かって歩いていた時に、何か変な感じがした。ギターを持っていない。あわてて本屋に戻るとサールの本があったところにギターが立てかけてあった。すぐに気づいて良かった。これが今月の初め。
次はキッドでライブがあった日。電車で『ディスカバー・マインド』を読んでいて、駅の中にあるカレー屋にはいった。駅を出てキッドに向かって歩いていると、あっ、マイクがない!入場券を買ってカレー屋にいくと厨房の中に見覚えのある手提げ袋が。すぐに気づいて良かった。
(今のところ)最後はおととい。新宿から下北沢まで『ディスカバー・マインド』を読んでいた。先に言い訳するとその時読んでいたところはとても面白いところだった。駅に着いたので本をたたんでカバンにしまい「さぁ出るぞ」と言う時に扉の横に座っていた女性が私に向かって「あの〜、アレは忘れ物じゃないですか?」。まさに!今日の買い物を置き忘れるところだった。これ(不織布)を買うためだけに新宿に行ったというのに。いや〜危機一髪。
危険なのでこの本(『ディスカバー・マインド』)は持ち歩かないことにしました。