読書忘備録 その他

今年ももう終わりか。とかいいながら明日が自分の誕生日なのを忘れてた。Lucio Capeceというクラリネット奏者からメールが来て、"have a great birthday"と書いてあったのを見て思い出したのです。なんと彼と私は誕生日が同じ12月20日。12月生まれ、けっこういるのよ。丸八先生が16日。徳ちゃんはいつだったっけ?
しかし、自分がその時期に生まれたせいかもしれないが、一年のなかでは今が一番好き。本格的に寒くなる前の、どことなく張りつめた空気感がいい。なんて書いていると、立ち飲み屋で一杯やりたくなってきた。一人で飲んで楽しいのもこの時期なんだよなあ。まあ結局誰かと会って一人じゃなくなることも多いけど。知り合いに遭遇する確率の低い飲み屋を選んで、そこで飲んでいても、つい隣のおっさんとかと話してしまうわけです。はじめてあった外国人(インド人、イギリス人、アメリカ人の3人組)にナンパされて一緒に飲みにいく、なんてこともありました。飲み屋のいいところは、自分の属する社会とまったく関係ない人と話す機会が持てることじゃないでしょうか。仲の良い友達と一緒もいいですが、ひとりでぶらっと立ち飲み屋なりバーに入ってみるのも面白いですよ。
さて、今はなき某バーの常連で結成されたアマチュア・バンド、リハーサルズのライブがあります。そのバーで知り合った人達でバンドができたのです。もちろん私もそのバーで彼らと知り合い、バンドのライブにはちょくちょくゲスト参加してきました。今度も数曲ギターを弾きます。中村としまるさんもでるもよう。


2013 12/21(土)
A REHEARSAL FOR CHRISTMAS WITH THE REHEARSALS
下北沢 COLORED JAM
19時30分 オープン

チャージはなしの投げ銭です。それとドリンク代ですね。よろしくどうぞ。


以下は前回の備忘録以降に読んだ本。こうやって記録をとってないと、忘れちゃうな。たぶん『ダメットにたどりつくまで』はもう一度通読すると思う。それでもたどりつけないだろうなあ。なんとか第3章くらいまではついていけても、そのあとが悶絶しそうに錯綜している。まわりでこの本読んだ人います? 今は「『論理哲学論考』を読む」(野矢茂樹)を再読中。
読みたいのは"Composing Ambiguity: The Early Music of Morton Feldman" Alistair Noble だけど、これ1万円近くするから、学者でもなんでもない私にはおいそれとは手が出せない。誰か、この本を持っていて貸しても良いという人、そういうお方いらっしゃらないでしょうか… いないでしょうね。

バロック音楽』 皆川達夫 講談社現代新書
『日本音楽の再発見』 小泉文夫 團伊玖磨 平凡社ライブラリー
ビロード革命の こころ』バーツラフ・ハベル 千野栄一・飯島周目翻訳 岩波ブックレット
『能・狂言の音楽入門』 三浦裕子 音楽之友社
『科学と権力』 イザベル・スタンジェール 吉屋啓次訳 松籟社
"Introduction to Elementary MATHEMATICAL LOGIC" Abram Aronovich Stolyar Dover
『ダメットにたどりつくまで』 金子洋之 勁草書房(再読)
"The Literary Background to Bach's Cantatas" James Day Dover
"Marcel Duchamp The Afternoon Interviews" Calvin Tomkinson Badlands Unlimited
"Tacet No. 2" Edition meteo
『ウルトラセヴン・ベストブック』 円谷プロダクション監修 イオン編集 竹書房
『競馬の快楽』 上島啓司 講談社現代新書
"John Cage and David Tudor Corespondence on Interpretation and Performance" Martin Iddon Cambridge
『聴取の詩学』庄野進 勁草書房
『日本の仏教』 渡辺照宏 岩波新書
『腰ぬけ愛国談義』 半藤一利 宮崎駿 文春ジブリ文庫
帝国主義論』 レーニン 角田安正光文社文庫
ソ連史』 松戸清裕 ちくま新書
『本当の環境問題』 池田清彦 養老孟司 新潮社
『生と死への眼差し』 村上陽一郎 青土社
"Nothing & Everything: the influence of Buddhism on the American avant-garde, 1942-1962" Ellen Pearlman Evolver Editions
『禅と日本文化』 鈴木大拙 岩波新書