日記

土曜日
core of bellsと藤沢で花見+飲み会。練習でも打合せでもなく、飲み会のための飲み会。いや〜、ほんとに飲みました。楽しかった!、けど体力的にはけっこうきついものがあるな〜。やっぱり、ゲスな事を言い過ぎるせいだろうか?そういう話をしてるとやはり盛り上がってくるんですよね。それにしても、みごとにくだらない話しかしなかったなぁ〜。しかし、逆にそれだけで一日もつということは、実は相当に知的なやりとりをしてたんじゃないだろうかとも思う。そんなことないか?!この宴は来年もありそうだな。覚悟しとかなきゃ。
日曜日
案の定、というか予定通り二日酔い。久しぶりに胃薬飲んだ。朝、『松屋』で飯田さんとあう。飲み過ぎると何か食いたくなるのは何故だろうか。夜は池袋でライブ。もえさんには二日酔いを宣言していた。『さりとて』は何か夢のように過ぎていった。二日酔いを肯定する訳ではないが(ライブ前には平常に戻っていたし)、不思議な感じがして面白かったです。宇波先生率いるtotas causas de malignitatは、なぜか最初に観た時と違う印象を持った。最初の時は『サスペリア2』を感じたが、今回はなにかもちっと明るいものを感じた。それは、音楽そのものが少し変わったのか、受け取るこちらの問題なのか、会場とか雰囲気のせいなのか、どうなんだろう。それにしても他にはない独自の音楽。CDをリリースしてほしい。観に来ていた飯田さんと地元で軽く一杯やって寝る。
月曜日
最近は何もなくても早起き。体調復帰。しかし、仕事が夜中だったので、もう一度寝る。夜中に仕事から帰って来て、軽く打ち上げ、ということでその辺の居酒屋にみんなで入ったら、な、なんと飲み放題1000円。しかも、時間制限なし。なんか試されているような気がしますわな。閉店まで飲みました。さらにもう一軒、『colored jam』へ。五時過ぎでしたが、まだやってました。今度、5月9日、ここで『さりとて』のライブやります。詳細はまた後日。
火曜日
キェシロフスキの『デカローグ』を一本借りていて、返さなければいけなかったので観た。『ある父と娘に関する物語』(だったっけ)、これにはたまげた。どんなものかしら、という気持ちでかるく観ていたら、えっ、えっ!えっ!!!こういう表現があるのか!と非常に感銘をうけました。表現の仕方ではなく、表現の領域という意味で。しかし、ああ、それはあったのかと納得出来ることがら。発見できる人が発見できる事柄。所謂近親相姦ものになるんでしょうが、とても深い。真実の愛を描こうとしているわけではないし、むしろ意地悪じいさん的な視点の映画なんだけど、これは泣ける。ドラマの最初の方で、娘に恋人から電話がかかってくるシーン。印象的なシーンなんだけど、全てを見終わって、あとから考えると、さらに意味深い。これはキェシロフスキの最高傑作なんではなかろうか(テレビで放送されたものらしい)。またやってるよ、というようなシーンがいくつかありましたが、この作品のあたりでそういう手法が確立されたんでしょうね。