やっと終わった!

ここ数ヶ月ある原稿に取りかかっていたが、やっと脱稿しました。本当はまだ直したいんだけど、今月末が締め切りなのでどうしようもない。
漠然とアイデアが芽生えたのが4〜5年前、メモを取り始めたのが1年くらい前か。特にどこに発表しようとかは全然考えてなかったが、たまたま話がきたので、それに乗る事にした。こういうのは縁である。
問題は英語で書かなければいけなかった事。それに今回のテーマは論理なので、論理式を登場させなければならない。これはアイデア上必要不可欠なことであった。しかも私の式はあまり一般的なものでないので、これが通用するかどうかは今でも不安である。
だが私は理論を提示したいわけではない。一見まるで数学の論文のように見えるが、私にそんなものが書けるはずもない。ある何か、それをあぶり出そうとするところの悪戦苦闘がそういう体になっているのである。
実は最初に書こうと思ったものはもっと野心的なものであった。大風呂敷を広げる予定だったのである。だけど、今回の単語数制限の中でそれをやるのは、どう考えても無理であった。おかげで、そんな風呂敷を広げるのは今の私には出来ない、というのがよく分かった。今回書けなかったことは別の機会にゆずることにしよう。その方が良い。もう少し時間がいる。でも、一見違うトピックに思えるものをあえて同じ土俵で論じるというのが当初の狙いであったから、そのプランは失われてしまったかもしれない。まぁ、いいけど。でもなんとかするぞ。
この原稿を仕上げるのに友人達の世話になった。彼らには英語および論理式(とその説明文)をチェックしてもらった。肯定的な感想ももらえた。アイデアには自信があったが、良く言ってもらえるとほっとする。数学に強い人の査読(?)もパスしたようなので、どうやら論理的にもまったく馬鹿げたものではないらしい。馬鹿げたものでなければ、間違いはどうでもよい。むしろ直してもらいたいものだ。英語に関しては、直されたものをさらに書き直したりもしたので、最終原稿をチェックしてもらう時間がないことが惜しまれる。
あー、ともかく終わった。あとは受理されることを祈る(笑)。