2009-01-01から1年間の記事一覧

宣伝、その他

”にもかかわらず、ひとつの対象物が真にとらえられているか、または絵が現実的かどうか、ということはいかなる枠組みや方式が標準的であるかということに、いつでもまったく依拠している。リアリズムの問題とは、ひとつの絵とその対象物との間の恒常的で絶対…

観客数の問題 その2

3連続でお客さんの数が一桁だったので、これはまずいかもと思って、今年になってからの平均観客数を算出してみると、11.43人だった(最高は25人で最低は2人)。これはどういうレベルの数字なのか?間違っても多くはない。しかし、こんなもんでしょう…

観客数の問題

この前の”天狗と狐”のライブは本当に楽しんだ。本当の即興だったと思う。何も決めず、打合せもなし。私は大した考えもなしにトライアングルとか拍子木とかの打楽器類を持っていたところ、宇波君はダンボールと小型ライト、それにギターをかかえて登場。リハ…

天狗と狐 2

”天狗と狐”とは宇波君とのデュオ・プロジェクトだが、特に何をどうやるとかの話し合いも(楽器の選択をのぞいて)あまりなく、自然に内容が少しづつ変化している。最初はギター・デュオ。これは3回くらいやったのだろうか。次がコンピュータとメトロノーム…

ライブ月間

Nelson Goodman(ネルソン・グッドマン)の"Langueges of Art"を(予告どおり)読んでます。"Ways of Worldmaking (世界制作の方法)"の前の著作(かな?)。非常に興味深いです。この本でグッドマンは、様々な芸術のアレヤコレヤを、批評するではなくて、そ…

読書年間

今年は徹底的に読書するぞ。しかもシリアスなものを中心にだ。バートランド・ラッセルは反戦運動のかどでム所に服役中、4時間の哲学読書・4時間の哲学執筆・4時間の一般読書を自らに課したという。私には、そんな長時間を読書にあてたところで、右から左…

ひとりごと

キッド・アイラックでのソロ、脚立に登ってブラシでひたすら壁を擦った。一体何をやっているんでしょうね。いや、やっていることは壁を擦っているだけ、それは分かる。しかし、これが音楽的に、又は美術的に意義あることなのかどうか、そういう事は分からな…

がんばれベアーズ

好きなんだよね、『がんばれベアーズ』。なんというか非常に乾いた演出で、こういう映画はありそうであまりない。少なくとも今後のアメリカ映画からはこの手の味は望めそうにない。ときたまむしょうに観たくなることがあって、今回も発作的にレンタル屋にか…

最近

『刑事コロンボ』をよく観ている。『水戸黄門』並みに多いお約束の数々。だけど、これが面白くて観てるようなもんなんだよね。中には筋書き的に、これちょっとおかしいんじゃないの、というのもあるが、要はコロンボの立ち振る舞いが楽しめればそれでいい。…

楽譜

ここ何日か、海外での自分の評判が気になって検索して色々見てたんですが、何というか恐ろしく不評ですね。こりゃCDも売れんし、ライブの誘いもないわけだ。もちろん気に入った人もいるでしょうが、そういう人はあまり書かなくて(多少はあった)、多くは憤…

最近読んだ(読んでいる)本

『男ロワイヤル』小田扉 『団地ともお』13巻 小田扉 小田扉の漫画に惹かれている。何でだろう。そのことについてはちゃんと書きたい。もし私が本とか出すようなことがあったら表紙を書いてほしいなぁ。 "Conceptual Art" Tony Godfrey 角田さんに教えても…

色々思うこと

マンフレッドとステファンを交えてのキッドアイラックでの三日間が終了した。こういう音楽は普通にただ聴いて楽しめるような類のものでないばかりか、演奏者にも観客にも緊張感やある種のストレスがつきまとう。しかし、そういった困難さがあるからこそ価値…

さりとて、即興と作曲、マンフレッド

佳村萠さんとの『さりとて』が今年の5月にスイスで演奏される。主催はヴァンデルヴァイザー・グループのJuerg Frey。それで譜面をずっと書いていた(その作業で自身の老眼の進行を知った)。一応歌とギターの譜面はあるが、ふたりでずっと演奏しているうちに…

身につけるもの

ついに老眼鏡を買った。100円ショップの安物であるが。老眼は何年も前から着々と進行していたが、本を読む時も離して読めばいいわけで、それほど深刻に考えていなかった。問題を感じていたのは譜面を書くとかの細かい作業をする時である。これがいよいよ…

TV

我が家にはテレビがない。昔はあったが、あるコンサートでテレビを使用した帰りに駅で、運搬中のちょっとした不注意から台車から外れてしまい、そのまま階段を転がり落ちて、使い物にならなくなってしまった。2年前の話である。 テレビがあった頃は、家にい…

エノキタケ

家から徒歩20分くらいのところにある公園に野生のエノキタケが生える。そのことを知ったのは一昨年の12月だったか、去年の1月だったか。たまたま公園を通過中に、切り株からキノコが大量に生えているのが目にとまった。冬に生えるキノコは珍しい。恐ら…

420万円

近所に行きつけの酒屋があるのだが、今日ワインを買おうと1000札をだしたら、「毎度どうもね、420万円のおつりね」と店主は照れながら言った。420万円のおつりとか言う人はもう絶滅したと思ってた。しかし、この店主は自分でも言っちゃいけないな…

ライヴ情報

コンサートの宣伝でもしとくか。今月はふたつある。室内楽コンサート vol.20 作曲・出演:杉本拓 大蔵雅彦 宇波拓 2009年1月20日(火) 19:30開場 20:00開演 2200円+ドリンク 千駄ヶ谷 Loop-Line http://loop-line.jp/杉本拓 作曲シリーズXIV “6 - 1 & 6 - …

存在の耐えられない軽さ

私はミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』を読んでいない。クンデラの小説は『不滅』を読んだことがあるが、内容はあまり覚えていない。 何故『存在の耐えられない軽さ』を読まなかったのか?はっきり言って、私は小説をたくさん読むような人間じゃ…

FRANK O'HARA "SERECTED POEMS"

という本を去年の3月に買ったのだが、まだ半分くらいしか読めていない。ちよっと大型の本で重い。なので、移動中の電車とかで読む気にはならない、というのも理由のひとつか。重いものをカバンに入れて持ち運びたくないしね。 なので、家で、横に辞書を置き…

音楽

今日『松屋』で牛丼食べてたら、いつも以上に店内でかかっているBGMにいらだちを感じた。自分の中の何かがキレ始めているのかもしれない。こんなアホみたいな音楽を一体誰が聞いているのか?もちろん誰も聞いていない。もし流れている音楽がもう少しマシなも…

新宿

用があったので新宿に行った。『リンガーハット』の皿うどん(450円)は安い!(これが用だった訳ではない、念のため。)別に最高に旨いとかそういうのではないが、いいんじゃないですかね、飯なんてこの程度のレベルで。『すき家』のカレーも旨いと思う…

新年

特に深い理由はないが、ブログでも始めてみることにした。 今年は風邪から始まった。年末の30日から、どうも寒気がするな、風邪だろうか、と思っていたが、回復の兆しが見えた今から思うと、どうやらインフルエンザだったような気がする。特に昨日と一昨日…